クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その1041

2023.4.7

工務店支援

何のために外注するのですか!?
工務店さんの幅広い業務のなかで、
外注化する領域は多岐にわたっています。
かつて、私自身、
戸建て住宅設計の外注管理を行っていたことがあり、
一人で年間50棟の住宅の設計を担当していて、
外部の設計事務所さんを管理することが仕事です。
設計の発注、作図指示、スケジュール管理、図面チェック、設計監理など、
相当なる業務量で、終電の日々が続いた記憶があります。
何のために外注するのか、
答えは簡単で、一人で50棟できないからです。
外注管理であれば、何とか50棟できる、
役割分担です、
的確に外注管理できれば、
全てを社内で行う必要はありません。
考えてみれば、ゼネコン仕事は外注化の最たるものですね、
総合商社のような位置づけとも言えます。
人手不足、受注量の変動リスクなどを考えると、
全て内製化するのは現実的ではありません。
外注化できることは、どんどん、外注化するべきで、
最終的に工務店さん自らが行わなければならないこと、
ここにとにかく絞り込んでいく、
最大のリスクヘッジであり、経営安定化につながる、
ただし、的確な外注管理ができることが前提、
外注さんは的確な指示がなければ、的確に動きません、
的確な指示ができる受注量の見極めも重要ですね。