コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その276
2021.2.28
工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その50
国が目指している家づくりに対応する ★その4
一生涯の住宅コストが今の2/3程度になることを目指すべきだと思っています。
住宅コストとは、建設費+水道光熱費+メンテナンス費用+解体費の4つです。
住宅の寿命を延ばすことを前提に組みたてると、
建設費は、高耐久、省エネが前提になるので、少し高め、
水道光熱費は節水、電力の自己発電自己消費と省エネ家電で今よりも少なくなり、
メンテナンス費用は高耐久材料のおかげで、今よりも少なくなり、
解体費はリサイクルを増やして少し少なくしたい、
住宅の寿命が60年程度以上になれば、実現できそうなイメージがあります。
家族構成の変化から、住み替え前提で考えて、最初は大きいが子どもが独立後、小さな家に住み替える。
住み替え先の家は、既存住宅を選ぶ。今の家は別の方が住む。
住宅の寿命が長くなり住み替えが当たり前になれば、一生涯の住宅コストは下がる。
というライフスタイルを目指すべきではないかと。
日本が欧米と比較して住宅の寿命が極端に短い。
国は欧米並みを目指していますが、私もまったくその通りだと思います。
居住費以外に使えるお金を増やしていきましょう。
私はそのための家づくりに尽力します。