クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その310

2021.4.3

工務店支援

工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その84
住生活基本計画を考える ★その1
3月19日に閣議決定された「住生活基本計画」を読み込んでいき、地域工務店さんが活用するという視点でお伝えしていきます。
住生活基本計画とは、住生活基本法という法律に基づいたもので、国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画を、今回、令和3年から令和12年まで定めたものです。
少子高齢化のなかで、様々な課題解決をする主役となるのが住宅業界の方々です。
★旧耐震の住宅ストックが1310万戸、うち、耐震性不足が700万戸ある
★新耐震基準の住宅ストック4050万戸のうち省エネ基準未達が3450万戸ある
★住宅ストックの中で一定の質が確保された既存ストックが800万戸あるが流通は16万戸でほぼ横ばいで推移していること
★賃貸・売却以外の居住目的のない空き家がこの20年間で182万戸から349万戸と約2倍になっていること
こういった数字を見ただけでも、やることはたくさんあります。
これらの課題解決をすることが必要なので、国も施策をとり補助金が拡充されてきます。
今後の地域工務店さんの目指すべき方向性のヒントになっています。