コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その319
2021.4.12
工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その93
住生活基本計画を考える ★その10(最終回)
令和12年までの数値目標をまとめてみます。
★既存住宅流通及びリフォームの市場規模
12兆円(平成30)⇒ 14兆円(令和12)⇒ 20兆円(長期的目標)
★住宅性能に関する情報が明示された住宅の既存住宅に占める割合
15%(令和元)⇒ 50%(令和12)
★住宅ストックのエネルギー消費量の削減率(平成25年比)
3%(平成30)⇒ 18%(令和12)
★認定長期優良住宅のストック数
113万戸(令和元)⇒ 約250万戸(令和12)
★居住目的のない空き家数
349万戸(平成30)⇒ 400万戸程度におさえる(令和12)
★耐震基準(昭和56年基準)が求める耐震性を有しない住宅ストック比率
13%(平成30)⇒ おおむね解消(令和12)
★高齢者人口に対する高齢者向け住宅の割合
2.5%(平成30)⇒ 4%(令和12)
数字を見ていくと、
そうなるだろうと予測できるもの、
スピード感が遅いと思われる施策、
更に対策強化をすべきもの、
といったことが読み取れます。
市場拡大するもの、縮小するもの、
事業を縮小すべきもの、拡大すべきもの、
補助金が拡充されるもの、
と予測できるので、
中長期的な工務店の経営方針が検討できると思います。