コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その431
2021.8.2
工適正価格でないと、続けられなくなる。
住宅とそれ以外の業界とを比較してみると、
住宅業界は利益設定が大雑把なことをよく見かけます。
最終利益確定は、現場が完了してからしか判明しない、
または、その金額も大雑把なまま終了してしまう。
現場ごとの利益確定を正確に行わないので、
何が良かったのか、何が悪かったのか、
不明確なまま、事業を継続しています。
結果、改善ができないので、いつまでたっても利益が出ない状況が続く。
何となく入金があるので、お金が回っているように思えますが、
キャッシュフローが悪化すると、銀行融資でつなぎ、
余計に本来のあるべきキャッシュフローから遠ざかっていく。
適正価格であれば、必要な利益確保につながりますので、
こういった状況であるのであれば、いちど、全体を見直す必要があります。
適正価格でないと事業継続が困難になります。
今後の世の中の状況予測をみても、今まで以上に事業継続が出来なくなる可能性が高まってきています。