コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その469
2021.9.9
コピペは便利ですが。
CDA作図では、コピペを多用すると思います。
便利なのですが、コピペを繰り返しているうちに、
オリジナルから崩れることが出てきます。
パーツを複数、組み合わせていくうちに、
その接続部分の取り合いが納まらなくなり、
納まらないことに気づかぬまま、完成図書になっていく。
自分自身が作図したものではなく、他人が作図したものであればあるほど、
原形から遠く離れてしまい、結果、納まらない図面になる。
CAD図を手書きスケッチで、ほんとうに、納まっているかチェックする、
現場で納まりをチェックする、
便利なコピペでの間違いを減らすための対策が必要です。
コピペは標準図の完成度を高めるためのもの、
繰り返し現場で実践しながら、作図精度をあげていくものだと思います。
決して、納まらない作図のためではありません。