クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その518

2021.10.29

工務店支援

生コンが調達できない。
千葉県北東部や茨城県南部を営業エリアにしていた生コン会社が破綻したとのこと。
コロナの影響での需要低迷がその原因とのことですが、
生コンが調達できないと、家を建てられなくなります。
基礎工事ができなくなるということです。
生コンは工場から現場までの運送時間が90分以内と、
JIS規格で決まっているので遠方から運ぶことができません。
生ものなので、固まる前に現場に届ける必要があるということです。
もし、生コンが調達できなくなった場合、
基礎工事をプレキャスト基礎で行うなどの対応になってくると思います。
現場の状況によっては搬入経路が確保できず、施工できないということもあると思います。
こんなことが起こる・・・恐ろしいことです。
木造住宅の基礎、RC造の建物、S造のスラブ、場所打ち杭など、
生コンを使うことが多いのが建築です。
ウッドショック、半導体不足など家づくりへの影響が多い中、
代替案の準備も必要なのかもしれません。