クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その725

2022.5.24

工務店支援

工務店とは。今日は長文です。
SUUMO曰くの定義です。
工務店とは、一般に比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。地域密着型のため、何か困ったことがあった場合にも素早い対応が期待できる。
建築主(施主)の好みや条件に合わせて設計・施工してくれる自由設計が特徴で、伝統的な木造軸組工法など、会社ごとに得意分野がある。
なお、「建築条件付き土地」の分譲を行っている工務店や、主に大手分譲会社などの仕事を請け負うタイプの工務店もある。
というのが、工務店だそうです。
これから顕在化してくる工務店の課題について。
工務店という姿から変化を遂げて、
大手ハウスメーカーに近づいた時、特にアフターサービスでの無理が生じてくるとおもわれます。
懸念材料は建築経験の浅いスタッフが増えて、
スタッフ教育が出来ていない状態で会社規模が大きくなり、スタッフも増えていく、
新築時はなんとか回せていても、引き渡し後の対応が不十分なところから、問題が山積みとなり、解決できないまま時が経過し、一気に爆発する可能性があること。
建築技術は経験の積み重ねでしか得ることができないものなので、
偏った業務だけを行うこと、
経験を積める環境が無いこと、
教育体制がないこと、
といった課題解決が必要です。
技術は盗め、と昔から言われていますが、
自ら学びにいこうとしないと、技術力は身に付きません。
CAD化したこと、PC化したことなど、便利になった反面、アナログだから学べる機会が減ったことも大きな要因です。
現場作業が多い建築だからこそのアナログで学ぶことを減らすべきでもない、
DX化における大きな課題点ですね。