コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その798
2022.8.5
説明は社長が行わない。
新たなノウハウ、仕組み、サービスなどを工務店さんが取り入れる場合、
必ず、サービス提供会社が直接、スタッフへ説明することが大切です。
サービス提供会社が社長へ説明し、社長がスタッフへ説明する、
これはやめた方が良いです。
サービスには、その目的があり、
強調すべきポイントがあり、
使用方法を間違えてはいけないことがあります。
ちょっとしたニュアンスの違いで、伝わる意味が変わってきます。
これは、私自身の体験談からですが、
社長からスタッフへ伝えておくとなると、
意図していることが、ほとんど伝わっていないことが多いです。
サービスを理解する時に、
その内容も、もちろん大切なのですが、
なぜそれを会社として行うのか、
行うことで、どんなメリットがあるのか、
ということの方が大切です。
住宅業界だけではなく、どの業界でも多いのですが、
サービスや商品の提供側が、商品説明に終始していて、
目的、メリットを伝えていないことが本当に多いです。
新たなサービス導入を検討するとき、
商品の内容よりも、目的、メリットの方が大切なはずですが、
そうではない営業が本当に多い。
目的、メリットは工務店経営の肝になるので、
社長同席のうえ、サービス提供者が、スタッフに説明すると良いと思います。