コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その816
2022.8.23
生活費全体で提案する。
住宅の資金計画は住宅ローンのみの返済計画での提案が多いと思います、
今は、電気代を加味した提案がその影響力を大きく出してきます。
毎月、電気代が上がり続けている状況ですから、
電気代を削減しないと、家計を圧迫し続けることになります。
太陽光発電で自家発電とする、
昼間、蓄電池又は電気自動車に蓄電して、夜間に使う、
夜間の割安な電気を蓄電して、昼間に使う、
こういった対応が必須になってきています。
上がり続けている電気代が今後、下がるとは現状では考えにくいので、
ますます上昇すると思われます。
太陽光発電、蓄電池、電気自動車を加味した提案、
短期的なシミュレーションではなく、
住宅ローンと同じ35年間で良いと思います、
35年間は居住するという前提です。
追伸
私自身も、空調の電気代を25%削減するという提案を行っています。
窓ガラスに断熱性能が向上するガラスコーティングを塗布するのですが、
住宅の場合、家全体の電気代のうち、空調の電気代が58%を占めていますので、空調電気代を削減することが、最も、電気代を削減することに近道です。
ガラスコーティングの施工費用は必要ですが、投資回収が短いので、すぐに元を取れます。
こういった投資回収を含んだ、電気代を削減提案を進めていただければと思います。