コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その862
2022.10.9
遮熱と断熱★冬の遮熱効果を考える。
窓の遮熱タイプと断熱タイプの使い分けでは、
遮熱タイプは夏の日差しや西日が気になる窓、
断熱タイプは日の当たりにくい窓や寒冷地で使う、
という説明が多いのですが、
夏場での例えが多いと思います。
冬場の例えとして考えると、
家の中の暖気を逃がさないためには断熱タイプが良い、
という説明が多いと思います。
冬場の例えとして、遮熱が出てこないことが多いですが、
遮熱は冬場の暖気を外に逃がさないという効果もあります。
遮熱はその名の通り、熱を反射し跳ね返すので、
室内の温かい空気を外に逃がさない効果があるのです。
窓ガラスや外壁側の室内の壁に遮熱効果があれば良いのです。
断熱ではなく、遮熱を重視して、
夏場は外気の熱を入れない、
冬場は室内の熱を逃がさないという考え方。
住宅では一般的ではありませんが、
アリだと思っています。