【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その911

家づくりの品質には自信があるけれども差別化ができない。
高品質の確保は技術力をもって経験を積み重ねれば成しえること、
しかしながら、差別化は難しい。
何故なのか、
住宅業界の方は、住宅業界でヒントを得ているからだと思います。
住宅業界で得るヒントは、他の人も得ているものなので、
同じことをやる人が多いということです。
既に誰かがやっていることを採用するので、
当然に競合が多く、価格勝負になり易い。
ただし、得ても良い情報があります、
法改正や住宅評価制度、補助金等の情報です。
これは必須アイテムなので、得るべきもの、
それ以外は得たうえで、
同じことをやらないという判断材料に使います。
住宅業界以外のノウハウは、
住宅に取り入れやすいと考えています。
人が何に興味があるのか、
何にお金を使っているのか、
それを住宅と紐づけるという考え方です。
最初は新規性があっても、
必ず、誰かが真似しますので、
真似されないポジショニングが必要です。
自社のポジショニングマップを明確化する、
とても重要な棚卸ですね。