クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その138

2020.10.13

工務店支援

リーダーがいない・・・だから、誰も提案しないし、自発的に動かない。
最近、こういった話をよく耳にします。
社内の雰囲気として、自ら自発的に動かないし、業務改善や新たな取り組みの提案がでない。
原因の一つは、リーダー。
このリーダーがいるから、やってみようと思わせることが無い。
この人とだったら、頑張ってやってみようと部下が思わない。
リーダー自らが魅力的ではないし、頑張っている姿を部下に示していない。
そもそも、リーダーの問題。
リーダーは、社長でも、課長でも、主任でもどのポジションでも当てはまります。
中小工務店の場合は、もっとも、社長自身がそれを左右する存在ですから、社長次第ですべてが決まってきます。
トップダウンすぎて、社長の発言が全て。
根本邸にはそうなのですが、それでは、社員はついてきません。
言われた通りにやっておけばそれでいい。
意見するものならば、目をつけられる。
だから、スタッフはみんな、何も言わなくなる。
会社も悪い方向へ向くし、挙句の果てに、辞めていく。
この繰り返し。
社長の仕事はスタッフがのびのびと楽しく働ける環境を創ること。
会社の方針、考え方を示し、それをスタッフ全員が理解して、同じ方向に進んでいること。
社是、経営方針はスタッフに押し付けるものではありません。
基本的方向性だけを示し、あなただったらどう動く!?と考えさせる。
スタッフ自ら考え、自ら決めたことだから、押し付け感が全くなく自分の意志で行動できる。
会議しても意見が出ないのであれば、出やすい環境を創るしなかい。
誰が創るべきかは明白ですね。