【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その214

何でそうなっているのか？を考えると成長する！？ ★その２
坪単価６０万円を分解する。
その根拠はどこまで積み上げた積算なのかいなか。
住宅ではなく、ビル系の場合、積算のすべてが積み上げ方式だと思います。
私はビル系出身なので、基礎の鉄筋が何キロなのか、生コンクリートが何トンなのか、型枠が何平米なのか、全て拾いをしたことがあります。
図面を見ながら全て拾い上げ、数量を積み上げいく方式です。
建物が大きい場合、積算担当者という専属がいますが住宅の場合はそういうことはないと思います。
住宅会社さんの場合の坪単価ですが、もし、ＦＣやＶＣが作成した積算書をそのまま使っていて、細かい数量チェックをしたことが無い場合、
少なくとも一度はその根拠確認することをオススメします。
その目的は各職域の下請けさんへの発注単価の適格性チェックと最も大切なのは住宅会社さんがキチンと利益を残せているかいなか。
元請がいちばんしんどいのに、利益が残せていないことを避けるためです。
細かいチェックをしていないけど、まあまあ利益が残せているからいいや、では危険な大雑把経営になってしまいます。
いちどは坪単価の分割をオススメします。