クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その275

2021.2.27

工務店支援

工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その49
国が目指している家づくりに対応する ★その3
住宅の長寿命化を実現させるために長期優良住宅認定がありますが、
この中に、維持保全計画、いわゆる、定期的なメンテナンスを行うことで住宅の寿命を延ばすことがあります。
これを実現させるやり方として、大きく2パターンあると思いますが、
一つ目は、初期コストをかけて、最初にコストの高い高耐久材料を使い、メンテナンスサイクルを長くすること。
この場合、メンテナンスサイクルは20年程度。
もう一つは、初期コストを抑えて、リーズナブルな材料を使うこと。
この場合は、メンテナンスサイクルは10年ほど。
どちらが良いでしょうか!?
住宅の維持管理コストとして、例えば、60年間の総額比較を行う。
昔と違って、建材の耐久性もかなり向上していますので、
今後はリーズナブルな高耐久材料を使い、メンテナンスサイクルを長くする住宅が普及してくると思います。
どちらにしても、必要なメンテナンスを行うことで住宅の長寿命化を図る、
国はここを目指して、更なる制度強化を図ると思われます。