コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その289
2021.3.13
工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その63
長生きできる家を考える ★その7
窓ガラスの性能を上げる。
先日お伝えした、樹脂サッシや木製サッシのガラス自体の性能を上げることを考えてみます。
熱損失を減少させ、冬は暖かく、夏は涼しく・・・家の中の空気環境を快適にすれば、身体にやさしく健康になれる。
経産省資源エネルギー庁によると、
冬の暖房の熱が流出する割合は、
窓の開口部58%、屋根5%、換気15%、外壁15%、床7%と言われています。開口部から、なんと約6割も熱が逃げています。
外壁はたった15%ですから、外壁の断熱性能を上げるよりも、サッシの性能を上げる方が重要なことがわかります。
が、日本の住宅は残念ながら、性能の低いサッシがほとんどです。
欧米と比較しても相当に遅れています。日本の建築技術からしても、何故そうなのか!?単純に疑問が残ります。
ガラスに特殊コーティングをすることで、冷暖房費が約25%削減でき、暑さ・寒さ対策として赤外線を90%以上カット、シミ・ソバカス・ガン・白内障の原因の一つである紫外線を99%以上カットできます。
戸建て住宅でも効果的ですが、ガラス面積の大きい、商業施設、オフィスビル、病院などでも大きな冷暖房費削減につながります。
官公庁、事務所ビル、ホテル、学校、病院などでも実績が多数あるのでその品質は安心できます。
外壁の断熱性能よりも、開口部の断熱性能向上に着目していきたいと思います。
ガラスへの遮熱対策はいろいろありますが、本当に効果があって長持ちするものを選んで頂きたいと思います。