クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その464

2021.9.4

工務店支援

建築CADの普及が技術力低下を招く。
その昔、設計図書は手書きでしたが、
今は、CADがほとんどです。
しかも、3Dも当たり前になっているので、
平面図に高さ入力すれば、自動で3Dになる。
便利になったものです。
便利になった反面、設計技術力が低下しています。
今、CADを使って作図していることを、
手書きで作図できますか!?
出来ないということは、収まりが分からないということです。
私は手書きの時代から入りましたので、CADへの移行も違和感が無く、
CADと手書きを併用して作図することが普通でした。
特に建具廻りや、矩形図などは手書きで描くことがほとんどで、
手書きで収まりチェックしてから、CAD作図するという流れ。
現場で収まりを手書きで作図して勉強する、チェックする。
現場での手書きスケッチはかなり勉強になります。
CAD作図が収まっているかのチェックです。
CAD世代の設計の方には、ぜひ、行って頂きたいと思います。
今まで自信のなかった部分の作図ができるようになると思います。