コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その692
2022.4.21
効果が分かりにくいものはエビデンスと体感のハイブリッド戦略で。
無垢材をふんだんにつかった住宅を、
自然素材の家、健康住宅や免疫力が高まる住宅という打ち出し方にする、
効果が分かりにくい、説明がしにくい典型だと思います。
エビデンスを整えることは殆ど難しい、
そうなると体感しかないわけですが、
体感の中でもいろいろとあって、
■家に入ったときの空気感、
これは、瞬間的なものであったり、
マイナスイオンが放出されていることでの森林浴的なことであったり、
■見た目の体感、
木の温もりを視覚的に感じ取れる落着き感であったり、
■手で触ったときの肌触り、
木の柔らかさ、温かみであったり、
これらは、体感でしか、その良さを感じ取れることができない、
体感ができれば説明をすることもなく、
その良さを感じ取っていただける。
ここに何らかのエビデンス、
大学との検証結果であったり、論文であったり、測定結果など。
体感という人によって感じ方が違う曖昧さ、
そこにエビデンスを付加できれば、
曖昧さを補完する強力な武器になると思います。