クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その724

2022.5.23

工務店支援

材料選定は原理原則。
工法の選定、材料の選定、
新たなものを選ぶ時、悩ましいところです。
私が選ぶ時、大切にしていることがあります。
無理をしていないかどうか、ということです。
構造躯体として、無理がないかどうか。
材料の強度、スパンの飛ばし方、接合方法、施工の容易性、耐久性など。
建物用途に応じて、重視すべきポイントが異なりますが、
その用途に適切な威力を発揮できるものなのか。
用途に応じて、使うべき構造種別、使わない方が良い構造種別があります。
その構造躯体が持つ原理原則の能力を見極めることが大切です。
各種建築材料も同様ですが、
その部位として求められる機能・能力を発揮できるものなのかどうか、
残念ながら、求められることを発揮できない材料も多々存在しています。
選定を間違えると、不具合が発生し、雨漏りなどが起こったりします。
パーツとして果たすべき役割を、
原理原則に立ち戻って選定することが大切です。