コラム COLUMN
【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その892
2022.11.8
法律・条令の目的が分かれば理解度が高まる。
建築に係る様々な、法律、施行令、条令・・・、
読み込むとき、条文から読み始めることが多いと思いますが、
その法律の目的、定義から読み込むと、その法律の理解が深まります。
建築基準法では、第一条に、
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定め て、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資するこ とを目的とする。
と書かれていますが、
何を目的として、その法律があるのか、
何を目的として、市町村条例は制定されたのか、
ここが重要なポイントです。
目的がわかれは、その法律、条例の目指すべきことがわかるので、
条文を読んでも、理解ができるようになります。
法律は全国共通ですが、
各地によって異なる、景観条例など、土地土地の事情が加味されているので、
地域ごとの個性を読み解くことになってきます。
最初に【 目的 (定義)】から、読み解くことをお勧めします。